義務教育の中でも一番長い6年間の小学校生活を終える間には沢山の変化がある事でしょう。
はなむけに一言添える卒業メッセージはどんなものがふさわしいでしょうか。
目次
小学生の卒業メッセージ先生から生徒へ
小学生が卒業する時に、先生から生徒への卒業メッセージはどんなポイントを抑えるべきでしょうか。
先生だから知っている生徒の得意な事
先生は学校生活での生徒の様子を毎日みています。
親は直接見る事ができない分野で先生ならではの視点がおありだと思います。どの生徒が何に興味を持ち何が得意なのか、など。
その視点からはなむけの言葉を伝えてあげましょう。
得意な科目をほめるよりその本質の強みを教える
この頃の子供を褒めるには本人に特別な思い入れがない限り算数とか国語とかあまり具体的に結果を褒めるよりも、
全ての基礎である人間性を褒める方が、将来の可能性に固定観念を与えないので長い目でみて有益です。
例えば計算が得意な小学生に対しては計算が得意という事よりもそれを裏付ける能力、計算が得意という事は
「集中力が強い、慎重だ」という強みがある証拠なのだと教えてあげるとより幅広く今後に活かせるでしょう。
小学校の卒業メッセージ先生から生徒一言例文集
「〇〇さん、卒業おめでとう。自分の周りのいろんな人やもの、事にちゃんと関心をもって真剣に向き合える〇〇さん。その丁寧さと忍耐力を自分の誇りに思ってこれからも更に成長していって下さい。」
2
「〇〇さん、卒業おめでとう。〇〇さんは漢字テストを頑張っていましたね。正しい漢字を書けて、音読み、訓読みなど読み方や熟語をしっかり覚える努力ができる。そんな〇〇さんは周りのいろんな人やもの、ことにちゃんと興味をもち、尊重して扱う事ができる人だと思います。そういう人は周りからも好かれ、何をしても確実に実力をつけていけるでしょう。これからもその強みを生かして素晴らしい成長を続けて下さい。」
「〇〇くん、卒業おめでとう。頼られる人というのはそれだけでも強みです。そして頼るより頼られる側でいる強さと責任感はこれからの人生で君にとってとても強い武器になります。〇〇くんの更なる成長を楽しみにしています。」
4
「〇〇くん、卒業おめでとう。運動会では毎年大活躍でしたね。リレーのアンカーとして仲間が繋いだ結果がどうであろうと、最後に全部受け止めて勝つために全力で走った〇〇くん。〇〇くんをアンカーに選んだ仲間からの信頼と責任感とを感じたのではないでしょうか。結果がどうであれ自分の能力を自分だけじゃなく人のために使う熱い気持ちをこんなに若い時からしる事ができる人はラッキーです。これからも自分のため、そして人のために頼れる〇〇くんでいて下さい。」
5
「〇〇さん、卒業おめでとう。周りにいる人やもの、色々なものに注意を向けて優しくしたり助けたりが自然にできる〇〇さん。そういう素晴らしい人は暖かくみんながそばに寄ってくるでしょう。これからも周りを包み、幸せにしてあげられる人でいて下さい。」
6
「〇〇さん、卒業おめでとう。毎朝花壇のお手入れとうさぎの世話ご苦労様でした。お花やうさぎの様子は毎日同じではなかったでしょう。その時その時必要なケアは変わったと思います。〇〇さんには今周りの人の様子の変化や状態にも自然に気がつく能力が身に付いていると思います。そしてそんな風に周りの変化に気づいた時に優しくできる人は必ず愛される人になるでしょう。それはあなたを幸せに導くあかりになります。これからも優しい〇〇さんでいて下さいね。」
小学校の一言卒業メッセージ 親から子供へ。
学校での姿はみられませんが、家での様子と習い事などの成長ぶりは改めて思い起こすと目をみはる変化が色々ある事でしょう。
ただ小学校卒業とはいえまだ１２歳です。これから本人の希望や価値観はどんどん変わっていくものです。
なので、あまり道を制限せず今何かに夢中になっているとしても広く他の可能性も広げておいてあげる事が大切かと思います。
例えばサッカーに夢中な子に対して「目指せ日本代表！」と言ってもいいのですが、
同時に「でももしそれを捨ててもいいのだよ、あなたの価値や愛情は変わらないよ」というメッセージを添えるのです。
小学生の卒業メッセージ親から子供の例文集
「〇〇ちゃん、小学校卒業おめでとう。6年間続けてこられた事は〇〇ちゃんが頑張った分だけ必ず〇〇ちゃんの力になっています。お父さんお母さんはこれからもいつもずっと〇〇ちゃんを応援しています。」
2
「〇〇ちゃん、小学校卒業おめでとう。6年間毎日勉強とピアノの練習もよく頑張ったね。発表会でもとっても上手に弾けたよね。本当にピアノが大好きなんだなぁと伝わってきます。そんな風に集中してコツコツ練習を続けてこられた〇〇ちゃんはすごいよ。この先もきっとどんな事に取り組もうが必ず達成できます。これからのあなたの成長がお父さんお母さんは本当に楽しみです。 」
3
「〇〇くん、小学校卒業おめでとう。毎日の繰り返しを真面目に怠けずに取り組める〇〇くんを見てきてお父さんお母さんはとても頼もしく誇りに思います。これからももっと強くなるのだろうと思います。いつもそばで応援しているよ！ 」
4
「〇〇くん、小学校卒業おめでとう。6年間の間に体も大きくなったし、精神的にもとても頼もしくなりました。サッカーも合気道も怠けずに自分から進んでいく〇〇くんをお父さんお母さんは頼もしいと思っていたよ。試合では今まで知らなかったお友達にも出会えたね。一生懸命逃げずに真面目にやる人には力がついてそして良い人も付いてくる。そんな〇〇くんならどんな事でもできる。これからもずっと〇〇くんを心から応援しているよ。」
まとめ
「小学校の卒業メッセージ一言例文集！「先生から生徒」「親から子供」 でまとめました。いかがでしたか？
色々な例文を考えましたが、生徒さんが、お子様が、「何を得意としているのか」そしてそれができるという事は「どんな能力があるのか」
そして「その能力でどんな風に人を助ける事ができ」、自分の「これからの人生でどんな強みとなるのか」、を教えてあげて下さい。
そして必ず「あなたは素晴らしい」「誇りに思っている」「これからも応援している」という気持ちを伝えて締めくくりましょう。
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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