初めての七五三は「いつお参りすればいいの?」「年齢の計算の仕方は?」「男の子と女の子で違いはある?」など疑問も多いかと思います。
そんな七五三をスムーズに素敵な思い出にするために、いつからどんな風に準備をすればいいのか?をまとめてみました!
目次
七五三はいつ行うものか
七五三とは?
七五三といえば今は神社にお参りに行ってお祓いをしてもらう行事と一般的に認識されていますが、その「七五三」とは一体いつから始まったのでしょう。
諸説ありますが、元はまだ子供の生存率が低かった江戸時代に徳川徳松(江戸幕府5代将軍徳川綱吉の息子)の健康を祈って始まったと言われています。
七五三を行う時期、期間は?
七五三がいつなのか?正式な日付としてはズバリ!「11月15日」になります。ただし、必ずしもその日でなければいけないわけではありません。期間としては10月、11月中になります。
その期間で六曜の「大安」や「先勝」等、縁起の良い日を選ぶ方が多いです。ですが実は七五三においては六曜は関係がありません。
なので逆にそこを外してお参りすると空いていて落ち着いてお祝いができるかもしれませんね。
七五三はいつから準備すれば安心?
七五三、いつから準備を始めるか?
それでは七五三はいつから準備すればいいでしょうか?人気がある写真館や衣装レンタルなどはすぐに予約が埋まってしまいます!
あとで慌てないためにも、余裕を持って5月ごろか、遅くても夏の間には手配をしてしまいましょう!
写真撮影は?
七五三の写真撮影は10月以降になると非常に混み合うので、七五三のお参り前に写真を撮る事をお勧めします。
写真を撮る時に着慣れない衣装を事前に試すことができて安心です。それに加え、写真館などでキャンペーンを開催している場合があるので前撮りする事で写真撮影の費用も抑えられるかもしれません。
七五三、どこへ参拝へ行く?
七五三は「これだけ大きく育ちました」という感謝とお礼を神様に伝えるという目的もあります。
なので本来は地元の氏神様の神社か「お宮参り」で行った神社が理想的です。
理想的ではあるのですが実際はどこでもOK!です。
ご家族や参加される方にとっての現実的な利便性を考えましょう。
着物の場合はお子様が草履や下駄で歩きやすい道か?お年寄りと一緒なら山登りにならないか?トイレは?駐車場は?
などを配慮して決められると安心、かつ快適で良いと思います。
家族水入らず?親戚と集まってワイワイ?
七五三を親戚も集まってお祝いする場合、神社から近いお店を事前に予約しておくと安心ですね。自宅での食事会も素敵ですが当日は準備だけでもバタバタするもの。
その上食事の準備などがストレスになって、せっかくの七五三をゆったりと家族でお祝い出来なくなってしまってはとても残念。
ですのでこういう時こそサービスを利用して、臨機応変にオーガナイズしたいですね。
お店によっては七五三用のメニューなども用意されているところがあるようなので色々検討してみるのも良いかと思います。
七五三男の子、女の子での違いは?
七五三男の子の場合
七五三は男の子の場合、お祝いする年齢は「3歳」と「5歳」です。3歳は「髪置きの儀」(かみおきのぎ)と言われ、男女ともに祝います。
これは昔子供の死亡率が高かったため「3歳」という年齢を一つの節目として祝ったものです。さらに5歳は「袴着」と言われ、初めて大人と同じ袴をはき、一人前の男になった事を祝います。
「5歳」でもう一人前の男なんですね、、。
七五三女の子の場合
七五三の女の子のお祝い年齢は「3歳」と「7歳」になります。
3歳は先ほどの「髪置きの儀」で、昔は3歳まで髪を剃る事でその後強い髪が生えてくると思われていたそうで、この「髪置きの儀」から髪を伸ばし始めたそうです。
7歳の時に「帯解き、紐落とし」(おびとき、ひもおとし)があります。これも初めて大人と同じ着物を着て一人前の女性と認められるというお祝いです。
七五三の年齢の計算の仕方
七五三を祝うのは満年齢か、数え年か
七五三を考えた時に結構迷うのが年齢の計算ではないでしょうか。七五三って満年齢、数え年、どっちの時に祝うものなの?これの答えは、「どっちでもOK !」です!
満年齢と数え年とは?
満年齢とは生まれた時の年齢を0歳として誕生日が来たら1歳とする数え方、つまり現代の一般的な年齢の数え方ですね。
数え年は2点ポイントがあって、まず生まれた瞬間にもう1歳という事、さらに、歳をとるタイミングが誕生日ではなく、元旦になります。
12月31日に生まれた場合、出生時すでに一歳で翌日元旦に2歳という事になりますね。
早生まれの子はどうするの?
基本的には親の都合でOK
1月1日から4月1日までのお誕生日が早生まれになりますね。基本的には数え年でも満年齢でもOKです。
七五三3歳のお祝いについて考えたい点
年齢が3歳の数え年の場合月齢が低くなります。
成長の度合いによって衣装のサイズが大きすぎたり、お参りや写真撮影の時にご機嫌でいられるか、体力的に負担が大きくないか、周りへのマナーとしても少し心配です。
3歳の年齢ではまだ同級生の概念もあまりないので、成長度合いにもよりますが、無理をせず満年齢でお祝いされる方が安心かと思います。
まとめ
七五三は大切なお子様の健やかな成長を願う御家族の大切な行事です。ここまで育つことができた感謝の気持ちをこの日に家族全員で分かち合うことができると素敵ですね。
一生の思い出になる素敵な七五三になる様に少しでもお役に立てたら嬉しいです!